愛媛県にて古民家鑑定士実技講習を行います。
今回の講習では、4月にリニューアル予定のインスペクションと家歴書を盛り込んだ新しい古民家鑑定書に合わせた実技講習会を開催致します。

松山から2時間弱と少し遠方ですが、会場は国安の郷という施設で藁葺き屋根の農家と吉田藩御用商人三引高月甚十郎の店舗、法花津屋という瓦葺きに漆喰の立派な商家の両方を見学ができます。

開催場所 吉田ふれあい 国安の郷(愛媛県宇和島市吉田町鶴間1503番地)
開催日 平成25年3月13日(水)13:30~16:30
講習費 1名 5,000円
※会員の方は無料でご参加頂けます。
入場料 大人200円 中学生以下100円
持参物 筆記用具・デジカメ・メジャー・懐中電灯・方眼紙・バインダー
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吉田町は、明暦3年(1657年)に伊達氏10万石宇和島藩から分知して吉田藩3万石となった当地に、
風格ある武家屋敷や商家、米蔵、漁家、農家を当時のまま再現されています。

法花津屋(ほけづや 吉田藩御用商人三引高月甚十郎の店舗)は、安政6年(1859年)に建築された、約45cmの役柱を使用した豪壮な商家建築で幕末の貴重な歴史的な建造物です。

この三引高月家は、吉田藩の開藩とともに吉田に住み、現在の魚棚に店舗を構え、法花津屋と号し、その当主は代々甚十郎を踏襲しました。酒や紙を中心とした問屋業で帆船を所有し、大阪方面へも手広く商いをし、財を築き、質屋、網、金融などの事業まで幅広く行っていたと言われています。藩の御用商人として藩の財政に関与したり、町年寄をしたりと藩政にも影響力を持っていたといわれています。紙の専売制の強化などにより、農民の怒りの対象とされ、寛政5年に吉田騒動(武左衛門一揆)が起こりました。

高月家当主の内、三代狸兄と六代虹器は、俳諧史にその名を残すほどの文化人で、虹器は、詩才のほかに書道と茶道にも通じ「吉田先家流」と称する挿花の一派を興し「年賀集」を著しています。